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《メサイア》全曲録音CD

改訂の一切ない「1741年初稿」による演奏を収録 ! 素顔の《メサイア》がここに !

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HFJは2018年11月7日、《メサイア》全曲録音のCDをリリースします。

この録音は《メサイア》の「1741年初稿」に拠ります。「1741年初稿」とはヘンデルが1741年の8月から9月にかけて作曲・完成した稿のことです。その後、1742年ダブリン初演、1743年ロンドン初演、1745年ロンドン再演、1750年孤児養育院慈善演奏など、ヘンデルは何回も《メサイア》を演奏しますが、上演の度に改訂を加えており、結局、彼自身は「1741年初稿」どおりに演奏したことは一度もありませんでした。そして、ヘンデル没後も、今日に至るまで、「1741年初稿」は世界的にもほとんど演奏されることがありません。

では、「1741年初稿」と、以後の改訂稿との違いは何でしょうか? それは大きく次の二つの点です。
ひとつは、「1741年初稿」は管弦楽の編成が弦、トランペット2本、ティンパニ、通奏低音だけの、極めて簡素なものです。トランペットとティンパニはここぞという場面でのみ登場しますので、ほとんどの楽曲は弦と通奏低音だけの伴奏です。通常の《メサイア》演奏ではオーボエ、ファゴットが加わっていますが、これは後の改訂の折に加えられたものです。「1741年初稿」は簡素である分、響きは鋭く研ぎ澄まされ、まるで湖の底までくっきりと見透かせるように明澄です。「簡素な編成」は「貧弱な編成」とは違います。「1741年初稿」の編成は作品の壮大な世界を描くのに「必要にして十分な編成」なのです。この録音も独唱4名、合唱22名、管弦楽18名という小編成です。しかし、その演奏は十分な躍動感と力感にあふれている、と自負しています。

もうひとつは、後の改訂稿と比べて、「1741年初稿」は作品として最も一貫性があり、筋が通っています。演奏の度に繰り返された改訂はほとんどの場合、演奏現場での歌手事情に対応した、やむを得ないものです。希に、改訂により、一層素晴らしいアリアになった例もありますが、多くの場合、改訂は作品全体の一貫性や統一性を損ねる結果となっています。
「1741年初稿」は言わば改訂によって歪められる前の素顔の《メサイア》なのです。

本盤により、素顔の《メサイア》に触れてみていただければ幸いです。

2018年10月19日
指揮者:三澤寿喜

当サイトでの販売価格

ヘンデル:オラトリオ《メサイア》「1741年初稿」全曲録音CD
2枚組 ALM RECORDS ALCD-9190, 9191
古楽演奏
定価3400円、消費税272円、送料1組=180円

ご注文

ヘンデル・フェスティバル・ジャパン実行委員会事務局 jimukyoku@handel-f-j.org

出演

指揮  三澤寿喜
独唱  ソプラノ=広瀬奈緒  アルト=波多野睦美  テノール=辻裕久  バス=牧野正人

キャノンズ・コンサート室内管弦楽団(古楽)
第1バロック・ヴァイオリン
渡邉さとみ(コンサートマスター)
小玉安奈
高橋奈緒
吉田爽子

第2バロック・ヴァイオリン
大西律子
吉田篤
天野寿彦
角野まりな

バロック・ヴィオラ
伴野剛
中島由布良

バロック・チェロ
懸田貴嗣
高橋麻理子

ヴィオローネ
櫻井茂

チェンバロ
平野智美

オルガン
勝山雅世

ナチュラル・トランペット
内藤知裕
三澤徹

バロック・ティンパニ
村本寛太郎

キャノンズ・コンサート室内合唱団
ソプラノ
小野綾子
千石史子
本田三千代
本宮廉子
山崎千恵
吉澤有香
渡邉公実子

アルト
奥野恵子
加形裕子
田中栄吉
堀江真鯉男
田村由貴絵
宮﨑恵美子

テノール
藍原範道
小沼俊太郎
福島康晴
前田ヒロミツ

バス
石井賢
井手守
小家一彦
小藤洋平
酒井崇

エイシスとガラテア

流麗にして劇的、モーツァルトをも魅了した珠玉の傑作。ヘンデル・オラトリオの原点がここに!

第8回ヘンデル・フェスティバル・ジャパンの《エイシスとガラテア》公演のライヴCDが出来上がりました。 「歌唱者も器楽奏者もしかと心を通わせた《エイシスとガラテア》」(岸純信氏『音楽の友』3月号)と好評を博した公演の熱気あふれるライヴ録音です。

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評論家諸氏からも好評です。

『CDジャーナル』2011年7月号 田中成和氏

「・・・ガーディナー、クリスティらの名盤が覇を競う中に意義あるディスクが加わった。・・・三澤の指揮による劇場版でヘンデルの"英国音楽"の真髄に迫る

『レコード芸術』2011年8月号:プレ・レビュー 矢澤孝樹氏

「ヘンデルの真髄へアプローチ。期待高まる日本での受容。解釈を深めた再演、真のヘンデル像・・・若手から中堅の演奏家を中心としたキャノンズ・コンサートは、管弦楽、合唱共に指揮者の意図が隅々まで徹底・・・」

『レコード芸術』2011年9月号:月評『準特選』

「広瀬奈緒の声は美しく可憐・・・辻裕久の声はつやっぽくみやび・・・恋人同士の幸福感がまばゆく放射して聴き手を恍惚とさせる」喜多尾道冬氏(推薦)

「第8回ヘンデル・フェスティバル・ジャパンで行われたライヴなのだが、聴きに行かなかったのが大変残念だと思えた・・・日本人ヘンデル演奏の高水準を十分に示した価値ある録音だろう・・・」堀内修氏(準)

収録内容

ヘンデル:『エイシス(アシス)とガラテア』HWV49a
2011年1月13日 浜離宮朝日ホールにてライヴ録音

出演者

  • エイシス(アシス):辻裕久(テノール)
  • ガラテア:広瀬奈緒(ソプラノ)
  • ポリフィーマス:牧野正人(バス)
  • デイモン:前田ヒロミツ(テノール)
  • ソロ 千石史子(ソプラノ)、福島康晴(テノール)
  • 三宮正満(オーボエ、リコーダー)
  • 通奏低音:武澤秀平(チェロ)、平野智美(チェンバロ)
  • キャノンズ・コンサート室内合唱団
  • キャノンズ・コンサート室内管弦楽団
  • 廣海史帆(コンサートミストレス)
  • 三澤寿喜(指揮)

その他

  • 録音時期:2011年1月13日
  • 録音場所:東京、浜離宮朝日ホール
  • 録音方式:デジタル 24Bit/96KHz(ライヴ)
  • 解説・歌詞対訳付き
  • ブックレット16ページ
  • 制作&発売  HFJ事務局
  • 録音・製造 (株)オフィスENZO
  • 販売 (株)キングインターナショナル

当サイトでの販売価格

2枚組本体価格 3,500円
消費税 280円
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