昨年6月1日、HFJ実行委員の河村泰子さんがドイツのハレ・ヘンデル国際学術会議2021にて研究発表されました。コロナ禍のため今回はオンラインでの開催となりました。
発表内容は、「日本における《メサイア》受容」と題して、日本がいかにして世界有数の「メサイア大国」になったかを、メサイア演奏史とクリスマス文化受容との関わり合いという観点から明らかにしたものです。
25分の発表に続く質疑応答もほぼ同時間にわたり、何人もの国際的なヘンデル研究者から質問が相次いだことから、これまで明らかにされていなかった日本における《メサイア》受容史への国際的な関心の高さを窺わせるものとなりました。
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